マテリアリティ(重要課題)と中期目標

当社グループにおけるマテリアリティの特定は、政治、経済、技術動向に加え、社会課題や社内環境の把握及び持続的な成長に向けた機会とリスクの分析を行い、取締役会で審議・決定しています。これらのテーマを中期活動計画に反映し推進することを通じ、アルプスアルパインは社会課題の解決に取り組み、SDGs達成に貢献していきます。

事業マテリアリティマップ

事業マテリアリティマップ

策定プロセス

策定プロセス

重要課題・施策一覧

マテリアリティ テーマ/施策 KPI
(2022~2024年度)
2023年度実績
事業の良質化と進化
(事業・製品の変革、新製品立ち上げ、インフレ対応)

3 7 8 11

  • 「感動」「安全」「環境」の価値追究と具体的製品の開発
  • 事業の良質化と進化
  • コスト構造改革
  • ケイパビリティ改革
※1 ※1
脱炭素社会の実現

7 9 13

  • 温室効果ガス排出削減(スコープ1、2、3)
  • 再生可能エネルギーの積極的な使用
  • エネルギー使用量:△2%/年(連結)
  • 再生可能エネルギー導入率:60%(連結)
  • 1.3%
  • 63.6%
循環型社会の実現

11 12

  • 資源の有効活用
  • 環境貢献製品の開発
  • 廃棄物排出量:△2%/年(連結)
  • 水使用量(取水量):△1.5%/年(連結)
  • △2.1%
  • △11.0%
製品の品質・安全

12

  • 「初めから正しく」を徹底し、「未然防止」につなげていく
  • 機能安全、製品サイバーセキュリティの強化
  • 製品設計、工程設計完成度の向上
  • CSMS※2組織監査の実施と改善
地政学リスクへの対応、サプライチェーン強靭化

9 12

  • ビジネスインパクト分析とボトルネックの明確化
  • サプライチェーン全体での事業継続計画の構築
  • リスクマップ見直し
  • 年次⾒直し実施
  • 生産バックアップマップ策定
  • 生産リスク対応計画策定
サステナブル調達

10 13 16

  • サプライチェーン上でのコンプライアンス違反の低減
  • サプライチェーン上での人権リスクの把握と低減
  • 責任ある調達(鉱物などのトレーサビリティ)
  • CSRアセスメント回収率:100%
  • CSRアセスメントBランク以下の比率:0%
  • CMRT※3回収率:100%
  • RMI※4が認証している精錬所率:100%
  • 100%
  • 1%
  • 98%
  • 90%
人財育成と働きがいの醸成

8

  • 事業成長に向けた人財確保
  • 新事業創出人財の拡充
  • 挑戦を促す人事制度
  • 多様な働き方を可能にする制度
  • エンゲージメント向上への取り組み
  • 採用計画充足率:100%(単体)
  • 人財育成投資額:前年度比増(単体)
  • エンゲージメント指標及び測定方法の確立
  • 93%
  • 前年度⽐14%増
  • サーベイツール選定、プロセス等の詳細決定
ダイバーシティ&インクルージョン

5 8 10

  • 女性の活躍推進
  • 多様な人財が働きやすい環境づくり
  • 新卒女性採用比率(総合職):15%(単体)
  • 女性管理職比率:6.0%(単体)
  • 障がい者雇用率:2.6%(単体)
  • 男性育児休業取得率:45%(単体)
  • 15.0%
  • 3.5%
  • 2.6%
  • 53.7%
人権の尊重

10 16

  • 人権リスク把握と低減
  • グループ行動規範教育の継続実施

※サプライチェーン上の人権に関わるテーマはサステナブル調達に記載

  • 人権デューデリジェンスAランク:100%
  • グループ⾏動規範教育受講率:90%以上
  • Aランク⽐率:55%
  • 98%
労働環境・安全衛⽣

3

  • 社員の安全確保
  • 健康経営の推進
  • 重大労働災害件数:0件(連結)
  • 0件
戦略パートナーとの協創

9 17

  • 業務提携など積極的なアライアンスの構築

※1 第2次中期経営計画中止に伴い取り下げ

※2 CSMS(Cyber Security Management System):サイバーセキュリティマネジメントシステム

※3 CMRT(Conflict Minerals Reporting Template):紛争鉱物報告テンプレート

※4 RMI(Responsible Minerals Initiative):世界で300以上の企業や団体が加盟する紛争鉱物に関する取り組みを主導している団体