サステナビリティ

人財マネジメント

ダイバーシティ

 アルプスアルパインでは、多様な価値観を持った人々が、人種・宗教・国籍・性別・年齢・性的指向または性自認・障がいの有無などに関わらず、個性や能力を最大限に発揮し活躍できる職場環境の実現を目指しています。
 この考えの下、多様な人財の積極的な登用・採用をはじめ、職務の明確化や公正で透明性の高い人事評価制度の構築、個々の社員の多様性を引き出し活かす配置・転換を実施しています。また、キャリア形成や能力開発のための教育・研修の機会を様々な形で提供しているほか、年一回コンプライアンス・CSR教育をグローバルに実施し、社員へダイバーシティへの取組みの周知と理解促進を図っています。


地域別従業員数

単位:人

地域別従業員数

グローバル人事マネジメントの推進

 アルプスアルパイングループ共通の「グローバル人事指針」を策定し、これに基づきグループ一体となったグローバル人事マネジメントの推進に向けて取り組んでいます。グローバルビジネスの拡大の中で、海外法人間の人事交流・社員の異動やCSR調達への対応等、グローバル基準での人事管理体制の整備を推進しています。


「グローバル人事指針」重点施策の骨子
  • グループ各社が持続的に発展可能な人事制度の構築と運用を図る
  • グローバルで最適な人員構成・労務構成の構築と維持継続に務める。
  • 意欲あるハイポテンシャル人財への積極的な投資と登用機会の創出に努める。
  • 社員代表組織と協調的な労使関係の維持継続を図る。
  • 法令やRBA等に則したCSR調達の遵守を図る。

ダイバーシティ・インクリュージョン教育

ダイバーシティ・インクリュージョンセミナーの様子

ダイバーシティ・インクリュージョンセミナーの様子

 2020年11月にダイバーシティ・インクリュージョンセミナーを実施しました。参加者はカードゲームやグループワークを通して、育児中男性、女性管理職、障がい者、介護、LGBTQなど様々な視点で、職場のあり方を話し合いました。

女性の活躍推進

目標
2025年度までに女性管理職比率を7%に!

 アルプスアルパインでは、様々な分野で性別を問わず能力ある人財の雇用に努めると共に、その能力を十分に発揮できる職場づくりに取り組んでいます。
 新卒採用では、エンジニアを含めて女性を積極的に採用するとともに、教育訓練などを通じて管理職や女性社員自身の意識改革を図っています。 更に、育児や介護と仕事の両立に関する各種制度の充実や就業環境の整備を行っています。
 2020年度は、男性社員を対象とした育児休業取得経験者との情報交換会を実施するなど新たな取り組みにもチャレンジしました。


女性目線で働き方改革を考える社内プロジェクト

子育てて中の男性社員や管理職も参加している女性活躍推進プロジェクトの様子

子育てて中の男性社員や管理職も参加している女性
活躍推進プロジェクトの様子


 アルプスアルパインでは、各事業所に女性活躍推進リーダーを設定し、定期的にキャリアや子育てなどについて意見交換をする「ママカフェ」や「HANAプロ」と称する活動を行っています。女性だけではなく、男性や管理職も参加し働き方に関する活発な意見交換がされました。

フェムテックフェアの開催

フェムテック展示

フェムテック展示


フェア主催者のHANAプロメンバー

フェア主催者のHANAプロメンバー


 いわき事業所では、2021年3月に女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決するフェムテック製品の展示や体験会、外部講師によるオンラインセミナーを従業員向けに実施しました。女性の活躍推進プロジェクトである「HANAプロ」が主催者となり、性別による特有の健康問題(性差)を知る第一歩として開催しました。
 この他にも、9月にはNPO法人ちぇぶらから講師を迎え、更年期セミナー「からだのトリセツ~更年期のおはなし~」をオンラインで開催し、複数拠点から約70名が参加しました。セミナーでは自律神経を整える呼吸法や肩こり解消エクササイズなども取り入れ、女性社員だけではなく男性社員も多く参加し、更年期の体の仕組みについて理解を深めました。

育児と仕事の両立を目指した環境づくり

育児と仕事の両立を目指した環境づくり

 企業内保育所として2019年に古川開発センター内に設立した「やまなみ保育園」は、育児と仕事の両立を支援する施設として利用が進んでいます。

育児関連制度の利用実績(アルプスアルパイン(株))
 2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度
育児休業取得者数36人44人33人47人56人
うち女性取得者数35人42人33人44人41人
うち男性取得者数1人2人0人3人15人
育児休業復職率100%100%100%83%98%
制度の充実に伴い、男性の制度利用者(育児休職取得者)も徐々に増加しています。


【女性活躍推進法に関する取り組みについて】
女性活躍推進法施行に基づき、アルプスアルパインでは、女性在籍比率を維持向上させ、更に女 性が活躍できる社内環境を整備するため、次のとおり行動計画を策定しました。

《期間》
2019年4月1日から2022年3月31日までの3年間

《目標》
  1. 2021年度までに新卒女性採用比率を前年度より改善させる。(2019年4月: 24.5%)
  2. 2021年度までに女性総合職の勤続年数を更に伸長させる。(2019年4月: 11年6か月)
    特に、新卒女性総合職の入社3年離職率を改善させる。(2016年入社: 28.6%)


アルプスアルパインでは、海外勤務や研修受講など男女平等に機会を提供しています。現在も、 多くの女性社員が、そのチャンスを掴み、やりがいを感じながら一歩ずつ着実にキャリアを積んでいます。アルプスアルパインは、女性社員が更にいきいきと、そして安心して長く働けるように、社内環境を整えていきます。

男女別従業員数と女性比率(アルプスアルパイン(株))
 2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度
男性4,263人4,466人4,433人4,370人5,688人
女性1,325人1,320人1,340人1,310人1,636人
5,588人5,786人5,773人5,680人7,324人
女性比率23.7%22.8%23.2%23.1%23.1%
※各年度 3月31日現在

男女別の平均勤続年数(アルプスアルパイン(株))
 2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度
男性19.9年19.9年19.7年19.7年19.8年
女性19.8年19.5年18.8年18.6年19.1年
全体19.9年19.8年19.5年19.4年19.7年
※平均勤続年数の減少は、定年退職者の増加と採用者の増加によるものと分析しています。各年度 3月31日現在

男女別管理職人数と女性管理職比率(アルプスアルパイン(株))
 2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度
男性管理職 人数545人539人546人534人500人
女性管理職 人数8人10人10人10人13人
553人549人556人544人505人
女性管理職 比率1.4%1.8%1.8%1.8%2.5%
※各年4月1日現在

障がい者雇用

障がい者雇用率推移( アルプス電気)

※各年6月1日現在

 アルプスアルパインでは、障がいの有無にかかわらず、社員がいきいきと働き、能力を最大限に発揮できる環境整備に取り組んでいます。2020年度は、経営統合に伴う人員構成の変化により雇用率が若干低下していますが、引き続き労働環境の整備を進め、雇用機会の拡大(法定雇用率達成)に努めていきます。

外国人採用

 当社では、海外の大学を卒業した外国人の採用を積極的に行うためにIAP※1制度を導入しています。海外で採用された新卒者が、日本オフィスで契約社員として勤務(2年間)する制度です。この制度は20年以上の歴史があり、毎年5名程度、これまでに欧州、北米、アジアの国々から合計100名近くを採用しました。IAP期間終了後も、多数が当社グループで引き続き勤務し、勤続20年を超える社員もいます。2020年度は、5名を採用しました。
 また、国内新卒採用においても外国人留学生が約1割を占め、設計開発・製造・営業・経理など多岐にわたって活躍しています。

※1
IAP (International Associates Program)
海外の大学等を卒業した新卒者を日本(ALAP)で契約社員として2年間雇用する当社独自のプログラム。

Voice

外国人採用 
サステナビリティ推進室
広報・IR課
Veera Still(フィンランド出身)
※2021年10月時点

 語学力の向上と日本企業での経験を目的にIAPに応募し、2019年に広報に採用されました。職場の皆さんと一緒に働くことで、日本語や日本の文化を学ぶことができます。契約満了後も引き続きアルプスアルパインに勤務し、グローバルでの社内外のコミュニケーションをさらに充実させていきたいと考えています。

定年再雇用制度

 アルプスアルパイン(国内)では、「定年再雇用制度」を導入しています。この制度は希望する定年退職者全員を対象とし、アルプスアルパインの契約社員として65歳までの就労機会を提供するものです。本人と会社のニーズが合致すれば、海外現地法人で勤務する「海外出向スキーム」も選択が可能です。
 目標に基づく適正な評価と担当する職務に応じたグレード別処遇により、定年再雇用者がその能力を最大限発揮できる環境づくりを目指しています。
 2020年度も引き続き全社の重点施策のひとつとして、定年再雇用社員や上長との面談、ヒアリング等を通じ対象者のモチベーション向上と組織業績の向上に繋がる適切な職務提示に取り組んでいます。

キャリア採用(経験者採用)

 採用形態や入社年次に捉われず、一人ひとりが様々な環境で培った経験、キャリアを最大限尊重し、中核人財として登用する機会を公正に確保しています。