リスクマネジメント
基本的な考え⽅
リスクマネジメントを事業の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を実現するための「経営・事業運営の基盤＝攻めの経営を支える基盤」と位置付け、事業のグローバル化、サプライチェーンの複雑化などにより多様化するリスクに対して、今後起こり得るリスクやそれらによる経営への影響度に応じて被害を回避または最小化するための取り組みを進めています。
リスクマップの整備
リスク管理規定に基づきリスクマネジメントに係る部門の機能と役割に鑑みて、管理体制を構築しています。その施策の一つとして、当社を取り巻くリスクを可視化し、それらの発生可能性、経営への影響度、リスク対策の実施状況等の観点から評価した上でリスクマップを整備しています。また、リスク評価の結果を基にリスク低減施策の優先順位を決定し、リスクマネジメント活動を展開していきます。
危機管理体制
平時の対応として、事業経営やサプライチェーンに大きな影響を与える事象が発生した場合を想定し、被害を最小限にとどめるための危機管理マニュアルや情報共有の仕組みを整備するなど、様々な取り組みを進めています。また、各拠点では総合防災訓練を毎年実施するとともに、定期的に当社社員及びグループ会社社員の安否報告訓練を実施しています。更に、サイバー攻撃等を想定した情報セキュリティインシデント対応訓練も実施しています。
拠点及び拠点所在地域において事業活動の停止または停止する可能性のある有事が発生した際は、迅速にその影響度に応じて各種対策本部を設置するとともに、関連部門間で情報を共有しています。対策本部は、関連部門からの報告に基づき、全社対応方針、施策、計画などを策定し、ステークホルダーに対して当社の被害状況や事業への影響等を迅速に報告しています。なお、本社が被災した場合は、仙台開発センター（古川）に第2全社危機対策本部を設置することとしています。
