コーポレート・ガバナンス
基本的な考え⽅
アルプスアルパインは、株主をはじめ、顧客、地域社会並びに社員等全てのステークホルダーの利益最大化が重要と考え、持続的な成長と中長期的な企業価値の最大化を図り、かつステークホルダー間の利益をバランス良く満たし、その利益を直接、間接的に還元することを基本としています。
また、ステークホルダーに対する責任を果たすと同時に、実効性あるコーポレート・ガバナンスを実現するため、「アルプスアルパイン株式会社コーポレートガバナンス・ポリシー」を制定しています。
<アルプスアルパイングループ コーポレート・ガバナンスの定義>
企業価値を増大させるため、経営層による適正かつ効率的な意思決定と業務執行並びにステークホルダーに対する
迅速な結果報告及び健全かつ効率的で透明性のある経営を実現する仕組みの構築・運用
コーポレート・ガバナンス体制(2026年8月現在)
取締役会
当社は、取締役会を業務執行状況の監査・監督を行う機関と位置付け、モニタリング機能の強化に努めています。取締役会では、経営の基本方針や中期経営計画を含む経営に関する重要事項を審議・決定するとともに、中長期的な成長と企業価値の向上に関する議論の機会を確保しています。
2025年度は、中期経営計画2027達成に向けた取り組みの進捗に加え、事業ポートフォリオの見直し及びマテリアリティの見直し、サステナビリティ活動の年間計画に対する進捗報告等の活発な議論が行われました。また、2026年度は、取締役会実効性評価に基づくコーポレート・ガバナンスの更なる改革に向けた議論やビジョン2035の実現に向けた事業シナリオ及び中期経営計画2027の達成に向けた議論を進めていきます。
取締役の構成
スキルマトリクス及び取締役会出席状況
| 当社における 地位 氏名 |
特にスキルの発揮を期待する知識・専門性 | 2025年度 取締役会出席率 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 企業経営 | 技術・ 研究開発 |
製造・ 品質 |
営業・ マーケティング |
財務・ ファイナンス |
法務・ リスク管理 |
DX・IT | ESG・ サステナビリティ |
グローバル経験 | ||
|
代表取締役 社長 最高経営責任者 泉 英男(取締役会議長) |
● | ● | ● | ● | 12回中12回 (100%) |
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代表取締役 専務執行役員 小平 哲 |
● | ● | ● | ● | ● | 12回中12回 (100%) |
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取締役 常務執行役員 渡辺 好勝 |
● | ● | - | |||||||
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取締役 常務執行役員 相原 正巳 |
● | ● | ● | - | ||||||
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取締役 藤江 直文 |
● | ● | 12回中12回 (100%) |
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取締役 隠樹 紀子 |
● | 12回中12回 (100%) |
||||||||
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取締役 伊達 英文 |
● | ● | ● | 12回中12回 (100%) |
||||||
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取締役監査等委員 笹尾 泰夫 |
● | ● | ● | ● | 12回中12回 (100%) |
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取締役監査等委員 五味 祐子 |
● | ● | 12回中12回 (100%) |
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取締役監査等委員 野村 博 |
● | ● | ● | ● | - | |||||
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取締役監査等委員 町田 恵美 |
● | ● | ● | - | ||||||
期待する知識・専門性
| 企業経営 | 当社を取り巻く市場環境に鑑み的確な意思決定を行い、持続的な成長と企業価値の向上を実現 |
|---|---|
| 技術・研究開発 | 当社の技術を最大限に活用し、感動・安全・環境の価値を創出 |
| 製造・品質 | 顧客に信頼され、ご満足いただける製品やサービスを提供するために必要となるものづくり、品質保証 |
| 営業・マーケティング | 変化の激しい市場環境の中で事業機会を創出し、当社の成長を加速させ、企業価値向上に向けた戦略を推進 |
| 財務・ファイナンス | 経営戦略と連動し、成長投資・健全な財務・株主還元のバランスがとれた財務基盤を構築し、戦略や施策を実行 |
| 法務・リスク管理 | 法令遵守・内部統制・リスク管理の観点から、適切なガバナンス体制を構築し、的確かつ迅速に対応 |
| DX・IT | データとデジタル技術を活用し、事業と業務オペレーションの変革・効率化を推進 |
| ESG・サステナビリティ | 持続可能な社会の実現に向けて、当社の事業を通じた社会的な課題解決への貢献 |
| グローバル経験 | 多様な価値観やグローバルな視点からの事業展開と遂行 |
社外取締役の選任
事業経営、法律、会計等の豊富な経験や幅広い見識に基づき、客観的な立場から当社経営に対する助言と監督を行うため、社外取締役を選任しています。
選任にあたっては、当社「取締役候補者の選任基準」に基づいてその独立性を確認し、各氏の同意を得た上で全員を独立社外取締役として指定し、株式会社東京証券取引所に届け出ています。
| 氏名 | 選任の理由 | 重要な兼職の状況 |
|---|---|---|
| 藤江 直文 | 自動車業界で幅広く活躍し、車載事業への知見を有しているため | |
| 隠樹 紀子 | 金融業界で幅広く活躍し、同業界での経験を通じた企業分析等の専門的知見を有しているため | 株式会社ディスコ 社外取締役 |
| 伊達 英文 | 事業執行経験を通じて経営企画、経理、財務、税務等の深い知見を有しているため | 三井住友信託銀行株式会社 社外取締役(監査等委員) |
| 五味 祐子 | 弁護士としての豊富な専門知識・経験に加え、政府関係機関の有識者委員等の経験を通じた幅広い見識を有しているため | コクヨ株式会社 社外取締役 |
| 野村 博 | 事業戦略、経営管理、人事、経理・財務等の幅広い分野において企業経営に携わってきた豊富な経験と高い見識を有しているため | |
| 町田 恵美 | 公認会計士としての長年にわたる財務・会計分野に係る専門的な知識・経験と幅広い見識を有しているため | 株式会社ヤクルト本社 社外監査役 |
社外取締役等連絡会
社外取締役間における情報共有を目的として、社外取締役等連絡会を開催しています。なお、本連絡会は2025年度より毎月開催しており、当社の企業価値向上に向けて適宜テーマを設定し、各々の専門性を超えた意見交換の場として活用しています。
社外取締役等連絡会の開催実績
| 開催年月 | 主なテーマ |
|---|---|
| 2025年6月 | 監査等委員会 中国往査報告 |
| 2025年7月 | 国内拠点巡回報告 |
| 2025年8月 | 国内拠点巡回報告 |
| 2025年9月 | 取締役会実効性向上に向けて |
| 2025年10月 | 北米事業の方向性について |
| 2025年11月 | 資本コストの在り方について |
| 2025年12月 | 2026年度リスクマップについて |
| 2026年1月 | 会計処理の在り方について |
| 2026年2月 | ものづくり力の強化について |
| 2026年3月 | ガバナンス機能の強化について |
| 2026年4月 | 取締役会実効性評価結果について |
取締役会の実効性評価
2025年度実効性評価結果の概要
- <目的・趣旨>
- 当社は、取締役会の実効性の向上による有効なコーポレート・ガバナンスの実現と取締役会機能の一層の充実を図ることを目的に、取締役会の実効性評価を実施しています。
- <実施頻度>
- 年1回
- 1.評価プロセス
-
- 取締役会実効性評価の方法とスケジュールを2026年2月度の取締役会にて報告
- 同年3月に当社取締役11名に対して記名式の実効性評価アンケートを実施
- 同年4月の経営委員会において、取締役会の実効性に関する意見交換
- 同年4月の社外取締役等連絡会において、取締役会の実効性に関する意見交換を実施
- 同年4月の取締役会において、上記3, 4の意見交換内容を踏まえ議論後、2025年度評価を決定
- 2.アンケート項目
-
2024年度のアンケートの大項目は以下の通りです。実効性評価アンケートは、毎年の継続的な測定が可能となるように、一定の質問項目については継続する一方で、評価の質を高めるために質問項目の見直しを毎年行っています。なお、2025年度は、前年度低評価項目に対する課題解決等の進捗状況を確認することから、2024年度と同一の質問項目にて実施しました。また、自由記入設問を設け、アンケート項目にとらわれず多様な意見や提言を収集できるようにしています。
【アンケート項目】
① 取締役会の規模・構成
② 取締役会の運営
③ 取締役会の審議内容
④ 取締役間のコミュニケーション
⑤ 取締役会の支援体制
⑥ 指名諮問委員会・報酬諮問委員会の運営状況 - 3.実効性向上に向けた2025年度の取り組み
-
2024年度の取締役会実効性評価の結果を踏まえ、当社は4つの重点課題に取り組みました。2025年度の実績・評価及び2026年度の方針と施策は下表の通りです。
重点課題 2025年度 2026年度 実績 評価結果 方針 施策 企業価値向上に関する重要テーマの議論時間確保と内容の充実 - 企業価値向上テーマの年間アジェンダ作成と重要度に応じた時間割設定
- 重要な経営課題に関する審議・議論に時間を充てることを目的とした取締役会付議基準の見直し(2026年4月より適用)
- 取締役会の議論と適切な意思決定を目的とした執行役員会開催数の見直し(2026年4月より適用)
- 事前の時間割設定は効果あり
- 中期経営計画2027後の成長シナリオに関する議論の加速が必要
- コンプライアンス・リスクマネジメント等の非財務領域も強化が必要
- 成長シナリオ及び重要度の高い非財務領域の議論時間確保
- 成長シナリオ、コンプライアンス等の特定テーマに絞った年間アジェンダの作成
経営会議における資料作成の継続改善 - コーポレート部門による資料の事前審査
- 資料作成研修の実施
- 審議に必要な事項を指定したフォーマットの提供
- サマリーの作成及び本紙と別紙の使い分け
- 資料の事前審査を行うことにより、資料作成に対する意識向上につながっている
- 一方で「上程に至る検討プロセス」「情報過多による論点不明瞭」の課題あり
- 上程プロセスの改善
- 簡潔明瞭な資料による論点明確化
- 各本部における会議体整備を含む審議プロセスの見直し
- サマリーの作成及び本紙と別紙の使い分けの徹底(前年度継続)
役員に対するトレーニング機会の更なる提供 - ROIC経営をテーマとした定期役員研修の実施
- 外部研修機関の活用による執行役員個別研修の実施
- ファイナンス及びガバナンスに関する領域の専門性強化が必要
- 将来の持続的成長に向けた議論の充実
- 経営の重要課題・持続的成長に資する役員研修テーマの選定
- 執行役員個別研修の実施(前年度継続)
役員間コミュニケーションの改善 - 社外取締役による執行役員面談の実施
- 取締役間のコミュニケーションは良好を維持
- 社外取締役と執行役員とのより一層のコミュニケーション強化が必要
- 社外取締役・執行役員間のコミュニケーション頻度・深度の向上
- 社外取締役による執行役員面談の実施(前年度継続)
- 社外取締役による執行役員会参加
- 社外取締役等連絡会の継続実施
- 4.2025年度実効性評価結果の概要
-
2025年度の取り組みを踏まえ、2025年度実効性評価アンケート、経営委員会及び社外取締役等連絡会の意見交換並びに取締役会での議論の結果、2025年度の取締役会の実効性は、適切に確保されていると判断しました。特に、「取締役間の自由闊達な議論の進展」「機関投資家との対話内容の取締役会へのフィードバック」並びに「会社の方向性や経営戦略に関する議論時間の拡充」については、前年度と比較して改善が認められました。一方で、「資料作成プロセスの更なる高度化」「企業価値向上に資する重要テーマの議論の質向上」並びに「役員の専門性強化」等について、継続的な改善が必要であるとの認識が共有されました。
上記結果を踏まえ、2026年度は下記の点を重点テーマとして取締役会の実効性向上に取り組んでいきます。
- 企業価値向上に関する重要テーマの議論時間確保と内容の充実
- 経営会議における資料作成・審議プロセスの継続改善
- 経営課題及び持続的成長に資する役員トレーニング機会の拡充
- 社外取締役と執行役員間の情報共有及び対話の更なる充実
当社取締役会は、今後も実効性評価を通じたPDCAサイクルを継続し、経営に対する監督機能の一層の強化と持続的な企業価値向上の実現に努めていきます。
執行役員会
経営における監督と業務執行を分離し、業務執行における意思決定を迅速に行うことを目的として、執行役員制度を導入しています。取締役会の重要な業務執行を委任された取締役が、担当執行役員に対して効率的な業務執行を行えるように指導・監督し、事業領域ごとに選任された担当執行役員へ担当事業における執行権限を大幅に移譲することにより、迅速かつ的確な意思決定が行える体制を整備しています。
更に、執行職が執行役員からの委任・権限委譲の下、特定の業務領域における業務執行を効率的かつ迅速に行う体制を整備しています。
監査等委員会
当社の監査等委員会は、男性2名、女性2名の計4名からなり、弁護士、公認会計士、事業経営経験者として、それぞれ豊富な経験を持つ社外監査等委員3名と当社事業に精通した社内監査等委員1名で構成されています。独立した組織として活動の透明性を高め、より実質的なガバナンスを強化する観点から、委員長には社外監査等委員を選定しています。監査等委員は、重要会議への出席、重要書類の閲覧、代表取締役・その他の取締役・執行役員や従業員との面談等を通じて、取締役会から独立した客観的な立場から取締役の業務執行状況を監査するとともに、内部監査部門や会計監査人との緊密な連携により、取締役会やその他の重要会議の場において経営陣に対して意見を述べています。
また、役員や従業員との日常的な情報交換のほか、重要会議への出席等により、監査等委員としての活動に必要な情報を入手し、監査等委員会のモニタリング機能の実効性を高めるために常勤監査等委員を選定しています。監査等委員会は、常勤監査等委員から共有された情報と得られた監査情報に基づいて重点監査項目を中心に意見を交換し、監査等委員会の監査意見を形成しています。また、社外監査等委員は、指名諮問委員会及び報酬諮問委員会の委員を担っており、それぞれの委員会に参加して議論や助言を行っています。
なお、監査等委員会の職務を補助するために、相応の知識、能力、職務経験等を有する専任スタッフを配置し、当該業務を担う従業員については取締役(取締役監査等委員を除く)からの独立性を確保します。
監査等委員会の構成と出席状況
| 当社における地位 氏名 | 出席率 |
|---|---|
|
取締役監査等委員 五味 祐子(委員長) |
13回中13回 (100%) |
|
取締役監査等委員 笹尾 泰夫 |
13回中13回 (100%) |
|
取締役監査等委員 野村 博 |
- |
|
取締役監査等委員 町田 恵美 |
- |
※2025年度監査等委員会メンバーである中矢一也及び東葭葉子の同委員会への出席状況は全13回中13回(100%)です
監査等委員会の実効性評価
監査等委員会実効性評価の概要
監査等委員会の実効性の向上を目的として、当年度の活動を振り返り、来年度監査方針・計画に反映するため、実効性評価を年1回実施しています。取締役会の職務執行を監視・監督する監査等委員会が適切に機能しているか、自らがその実効性を評価・分析することで、取締役会で実施する実効性評価の前提にもなり、更に、取締役会実効性評価とともに一体的な評価・議論を行うことで、当社が目指すガバナンス向上のための施策を明確にして、今後の経営に資することを目的としています。
本評価にあたっては、監査等委員4名に対し、委員会の構成・運営、監査活動、会計監査・三様監査等について、各々の所感を含む自己評価を実施しました。また、2025年度は、監査等委員会の実効性をより客観的に把握する観点から、従来の監査等委員による自己評価に加え、監査等委員ではない取締役の評価・意見も取り入れました。
評価の結果、監査等委員会の基本的な構成や監査機能は概ね適切に機能していることを確認しました。一方で、リスクに基づく監査方針・計画の考え方、三様監査の役割や連携の全体像、グループ全体のガバナンスの見え方等については、更なる充実に向けた検討が必要であるとの認識が示されました。当該評価結果及び今後の取り組み方針については取締役会に報告・共有しており、今後も取締役会と連携しながら、監査等委員会の実効性及び当社のガバナンスの向上のために継続的に取り組んでいきます。
内部監査
内部監査部門は、当社のガバナンスプロセス、リスクマネジメントプロセス、コンプライアンスプロセスを対象に有効性を評価し、改善を図ることで経営目標の達成に寄与することを目的に活動しています。
取締役会で承認された内部監査計画に基づき、当社および当社子会社の内部監査を実施し、「財務および業務に関する情報の信頼性」、「事業目標の達成」、「資産の保護」、「法令、方針、定められた手順、契約の順守」の観点で業務が適法、適正に行われていることを確認し、改善のための適切な助言を行います。また、内部監査の結果、改善指摘事項について取締役会および監査等委員会に報告します。
三様監査として、監査等委員会、会計監査人と協力、連携して、効率的な監査を行います。
指名諮問委員会・報酬諮問委員会
当社は、取締役の指名・解任、執行役員の選解任及び取締役(監査等委員である取締役を除く)及び執行役員の報酬等に関する事項について、客観性・透明性の確保とガバナンスの向上を目的に、指名諮問委員会及び報酬諮問委員会を取締役会の諮問機関として設置しています。両委員会はいずれも社外取締役を委員長とし、社外取締役が過半数を占める構成としています。また、両委員会の連携を確保する観点から、委員に選任されていない社外取締役等もオブザーバーとして参加し、実効性の高い審議体制を構築しています。
指名諮問委員会・報酬諮問委員会の構成と出席状況
| 指名諮問委員会 | |
|---|---|
| 当社における地位 氏名 | 出席率 |
|
取締役 藤江 直文(委員長) |
6回中6回 (100%) |
|
代表取締役 社長 最高経営責任者 泉 英男 |
6回中6回 (100%) |
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代表取締役 専務執行役員 小平 哲 |
6回中6回 (100%) |
|
取締役 隠樹 紀子 |
6回中6回 (100%) |
|
取締役 伊達 英文 |
- |
|
取締役監査等委員 五味 祐子 |
- |
|
取締役監査等委員 野村 博 |
- |
| 報酬諮問委員会 | |
|---|---|
| 当社における地位 氏名 | 出席率 |
|
取締役 伊達 英文(委員長) |
6回中6回 (100%) |
|
代表取締役 社長 最高経営責任者 泉 英男 |
6回中6回 (100%) |
|
代表取締役 専務執行役員 小平 哲 |
6回中6回 (100%) |
|
取締役 隠樹 紀子 |
6回中6回 (100%) |
|
取締役監査等委員 野村 博 |
- |
|
取締役監査等委員 町田 恵美 |
- |
※ 2025年度指名諮問委員会メンバーである中矢一也及び東葭葉子の同委員会への出席状況は全6回中6回(100%)です
※ 2025年度報酬諮問委員会メンバーである中矢一也及び東葭葉子の同委員会への出席状況は全6回中6回(100%)です
指名諮問委員会・報酬諮問委員会における検討内容
| 区分 | 検討内容 |
|---|---|
| 指名諮問委員会 |
|
| 報酬諮問委員会 |
|
サステナビリティ委員会
サステナビリティ活動をマネジメントする組織として、全執行役員で構成されるサステナビリティ委員会(委員長:専務執行役員COO 小平哲)を設置しています。中期経営計画及び短期経営計画にサステナビリティ課題を組み込み、各本部で取り組んでいます。本委員会は四半期ごとに開催し、取り組みの進捗管理・評価・個別施策の審議を行っています。なお、本委員会は、年に4回、取締役会に定期報告をしています。
事業ポートフォリオ委員会
ROIC経営の目的である資本収益性の持続的改善を図るために、事業ポートフォリオ委員会(委員長:専務執行役員CFO 小平 哲)を設置し、2026年8月より運営を開始しました。本委員会は、事業の選択と集中の方針及び成長領域への経営資源配分に関する審議を行い、再編や撤退を含めた全社視点から、事業ポートフォリオの最適化を推進します。なお、本委員会は四半期ごとに開催し、その審議内容は執行役員会に付議・報告されます。
コンプライアンス推進委員会
コンプライアンス活動を推進する組織として、コンプライアンス推進委員会(委員長:専務執行役員COO 小平哲)を設置しています。本委員会は、全社コンプライアンス推進体制の構築・運営、コンプライアンス意識の醸成(教育・啓発の促進)、ルールとプロセスの遵守の促進(実効的な定期点検の推進とインシデント情報・再発防止策の横展開)に取り組んでいます。本委員会は四半期ごとに開催し、執行役員会に付議・報告をしています。
経済安全保障委員会
国際情勢が複雑化し事業環境の不確実性が高まる状況において、増大する経済安全保障・地政学リスクがもたらす当社グループへの影響を最小限に抑えるため、経済安全保障委員会(委員長:執行役員 桐生真弓)を設置しています。本委員会は、経済安全保障に関する情報収集を通じて、経済安全保障上の必要な対応を検討・推進しています。本委員会は四半期ごとに開催し、必要に応じて執行役員会に付議・報告をしています。
役員の指名・報酬
当社は、取締役の指名、解任及び執行役員の選解任や、取締役(取締役監査等委員を除く)及び執行役員の報酬等に関する事項について、客観性、透明性の確保とガバナンスの向上を目的に、指名諮問委員会及び報酬諮問委員会を取締役会の諮問機関として設置しています。両委員会ともに委員長は社外取締役より選出し、構成員は社外取締役が過半数を占める構成としています。
指名の方針
取締役として、十分な能力・資質を有した者が選定されるよう、取締役及び執行役員の選任基準を定めており、経営判断能力、先見性、洞察力等に優れ、遵法精神、高い倫理観等を有する人財を取締役候補及び経営幹部として指名・選任する方針としています。
報酬決定の方針
当社は、役員報酬に関する客観性及び透明性を確保するため、報酬等の決定方針については、報酬諮問委員会における審議を経た上で、取締役会にて決定しています。
当社は、役員報酬をビジョン2035「人の感性に寄り添うテクノロジーで未来をつくる」及び中期経営計画2027の実現を支える重要な経営基盤の一つと位置付けています。役員報酬制度は、短期の業績達成に加え、中長期的な企業価値向上、資本効率の向上及び株主との価値共有を促進するインセンティブとして機能することを基本方針としています。具体的には、以下の考え方に基づき、報酬体系を設計しています。
- 短期及び中長期の業績との連動性を重視した報酬体系とすること
- 役員による持続的な収益力向上、資本効率向上及び株主価値向上に向けた行動を促進すること
- 過度な短期志向を抑制し、グループ全体の持続的な企業価値向上に資する健全なインセンティブとすること
なお、取締役を兼任しない執行役員についても、同じ方針に沿った報酬体系を適用しています。
取締役の報酬等の決定プロセス
当社の役員報酬は、株主総会において決議された報酬総額の範囲内で決定しています。
取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬については、客観性及び透明性を高めることを目的として、取締役会からの委任を受け、報酬諮問委員会に決定を一任しています。これに基づき、報酬諮問委員会は、報酬制度の内容及び個人別の報酬額を審議・決定しています。
監査等委員である取締役の報酬については、株主総会の決議の範囲内で、監査等委員会において決定しています。
報酬の種類
当社の業務執行取締役の報酬は、(a)基本報酬、(b)賞与、(c)譲渡制限付株式報酬で構成しています。報酬構成の割合は、原則として役位に応じて変動報酬の割合を考慮した設計としています。
社外取締役及び監査等委員である取締役の報酬は、経営の監督という役割を踏まえ、基本報酬のみで構成しています。いずれも固定報酬として月額で支給しています。
1)基本報酬(月額報酬)
基本報酬は、固定的報酬として役位等に応じ月額にて支給しています。
2)短期業績連動報酬(賞与)
①賞与は、単年度の経営目標・経営計画の達成との連動性を重視し、当該年度の全社業績及び個人別評価に応じて決定します。賞与額は、役位別に定めた標準支給額に対し、全社業績(ウェイト50%)及び個人別評価(ウェイト50%)をそれぞれ反映して算定する仕組みです。各評価に対応する支給率は、全社業績については0~300%、個人別評価については0~200%の範囲で変動しますが、これらは個別評価ごとの倍率であり、最終的な賞与額は、両者をウェイトに応じて加重平均することにより決定されます。
全社業績は、報告セグメント(コンポーネント事業、センサー・コミュニケーション事業及びモビリティ事業)の業績を基礎としつつ、中期経営計画2027の達成を後押しするインセンティブと位置付け、中期経営計画2027の重要指標である営業利益率、親会社株主に帰属する当期純利益額及びROEを業績指標としています。各業績指標は中期経営計画2027に準じて設定する目標値に対する達成率に応じて4段階で評価し、各業績指標の評価ウェイトを踏まえた合計得点によって支給率を決定します。なお、営業利益率または親会社株主に帰属する当期純利益額がマイナスとなる場合には、全社業績の支給率を0%とします。
②個人評価は、個別のインセンティブ付与を目的として、個人業績及び経営貢献度によってそれぞれ5段階で支給率を決定します。個人業績は、全社業績のみでは評価できない中長期視点の取り組み及び事業セグメント別の業績等によって評価します。また、経営貢献度は、経営執行体制の更なる強靭化のため、従来の短期・財務指標偏重の評価指標を改め、人的資本・サステナビリティ・ガバナンス等の非財務指標の重みを高めたことに加え、新たに追加した期待・ミッション・役割行動等の観点から、社内取締役(監査等委員である取締役を除く)及び執行役員による相互評価を実施の上、評価を決定します。
賞与の制度設計
| 業績指標 | ウェイト | 変動範囲 | 算出方法 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 全社業績 | 当期営業利益率 | 50 | 25 | 0~300% | 中期経営計画に準じて設定する目標値を基準として、各業績指標の達成率を4段階評価により得点化し、ウェイトを踏まえた合計得点により支給率を決定 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益額 | 15 | ||||
| ROE | 10 | ||||
| 個人評価 | 個人業績 | 50 | 25 | 0~200% | 個人業績及び経営貢献度の各評価をウェイトを踏まえて総合し、5段階で評価 |
(注)最終的な賞与額は、全社業績に係る支給率(ウェイト50%)と個人評価に係る支給率(ウェイト50%)を加重平均して算定しています。
3)中長期業績連動報酬(譲渡制限付株式)
譲渡制限付株式報酬は、株主との利害共有を促進し、持続的な企業価値の向上を実現することを目的として、役位別に定めた基準額を基礎に算定しています。当該基準額のうち一定割合(20%)については、業績指標の評価結果に応じて段階的に変動する仕組みとしており、全体の報酬額は基準額に対して80%から120%の範囲になるように設計しています。
業績指標は、当社のマテリアリティへの取り組みを客観的に評価し、中長期的な会社業績及び企業価値の向上を促すことのできるESG評価スコアを採用しています。具体的には主要な第三者評価機関であるFTSE Russell ESG Ratings及びMSCIにおける3年間平均スコアに基づき、あらかじめ定められた5段階の区分によりそれぞれ得点に換算し、両指標の得点の合計を算出の上、得点レンジに対応する所定の係数を適用することにより算出します。
譲渡制限付株式による報酬の制度設計
| 譲渡制限付株式報酬の内容 | 業績連動の内容 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 譲渡制限期間 | 割当方法 | 業績指標 | ウェイト | 変動範囲 | 算出方法 | |
| 40年間 (実質的に退任するまで) |
発行又は処分に係る取締役会決議の日の前営業日における当社株式の終値を基礎として、対象役員に特に有利な金額とならない範囲で、取締役会が決定した額から算出した数の譲渡制限付株式を割り当てる | ESG評価 | FTSE Russell ESG Ratings |
50 | ±20% | 3年間の平均スコアを用いて5段階で評価 |
| MSCI | 50 | |||||
取締役報酬等体系
| 報酬の種類 | 対象 | |||
|---|---|---|---|---|
| 社内取締役 | 社外取締役 | |||
| 監査等委員を除く取締役 | 監査等委員 | |||
| 基本報酬(固定) | 月額報酬 | ● | ● | ● |
| 業績連動報酬(変動) | 短期業績連動報酬(賞与) | ● | ||
| 中長期業績連動報酬(譲渡制限付株式報酬※) | ● | |||
※ 譲渡制限付株式による報酬は、取締役会決議日の前営業日の当社株価の終値を基礎として、支給対象役員に有利にならない範囲で取締役会が決定した額から算出した譲渡制限付株式を割り当てています。
報酬構成の割合
| 区分 | 基本報酬 | 賞与 | 譲渡制限付株式報酬 |
|---|---|---|---|
| (固定金銭報酬) | (変動金銭報酬) | (変動非金銭報酬) | |
| 社長 | 52% | 29% | 19% |
2025年度の当社取締役の報酬等
(百万円)
| 役員区分 | 対象人数 (人) |
報酬等の総額 | 報酬等の種類別の総額 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本報酬 | 賞与 | 譲渡制限付株式 | ||||
| 社内取締役 | 監査等委員を除く | 4 | 263 | 147 | 71 | 44 |
| 監査等委員 | 1 | 26 | 26 | — | — | |
| 社外取締役 | 6 | 86 | 86 | — | — | |
| 合計 | 11 | 375 | 259 | 71 | 44 | |
報酬の返還等(クローバック制度)
当社は、業務執行取締役及び執行役員に対する賞与及び譲渡制限付株式報酬において、重大な法令違反等の非違行為等が生じた場合には、報酬諮問委員会の審議のうえ、取締役会の決議により、支給済みである報酬の一部又は全部について対象者に返還を求めるクローバック制度を導入しています。また、賞与の算定基準となる業績について、支給後に下方修正が生じた場合には、支給率を再算定し、支給済みの賞与の全部もしくは一部の返還を求める措置を講じます。
内部統制
内部統制システムに関する基本方針及びその整備状況
当社は、会社法および会社法施行規則に基づき、内部統制システム構築の基本方針として「業務の適正を確保するための体制」を策定し、同内容に沿った内部統制の充実による健全性の高い経営・事業運営を進めております。
コーポレート・ガバナンス強化の歩み
| 当社の動き | 取締役の構成 | ガバナンスに関する 主な取り組み |
報酬制度 | 指名・報酬に係る委員会 | |
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| 2013年 |
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| 2014年 |
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| 2015年 | |||||
| 2016年 |
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| 2017年 |
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| 2018年 |
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| 2019年 |
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| 2020年 |
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| 2021年 |
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| 2022年 |
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| 2023年 |
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| 2024年 | |||||
| 2025年 |
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| 2026年 |
指標と目標
中期経営計画2027における指標・目標に対する実績は以下の通りです。
| 範囲 | 2025年度 実績 |
中期経営計画2027における 2027年度目標 |
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| 取締役会実効性評価スコア | 連結 | 前年比同スコア | 前年比改善 | |
| 社内規程類体系等の整備 | 連結 | 規程整備計画の策定 | 整備完了 |