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車載関連事業の開発力の強化とスピードアップを目指し

東海理化とアルプスアルパインが、HMI領域の製品共同開発等を基本合意

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2020年10月20日

 株式会社東海理化(TYO 6995、代表取締役社長:二之夕 裕美、本社:愛知県丹羽郡大口町、以下「東海理化」)とアルプスアルパイン株式会社(TYO 6770、代表取締役社長:栗山 年弘、本社:東京都大田区、以下「アルプスアルパイン」)は、製品競争力の向上および開発力強化を目的として、HMI(Human Machine Interface)領域の製品を共同開発等することで、10月19日に基本合意しましたのでお知らせします。


 今、自動車業界ではCASE(Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric)やMaaS(Mobility as a Service)への動きが加速し、百年に一度といわれる大変革が訪れています。これに伴い、自動車もこれまでの単純な移動手段から、モビリティライフを構成する一つのツールへと変化しつつあり、その移動時においては、ドライビングの操作性に加えて、安心・快適な移動空間を乗員と共に楽しむことができる空間とする対応が必要になってきました。更に、乗車前から目的地へ到着した後までをシームレスにつなぐなど、カーエレクトロニクスを取り巻く環境は、従来の枠を超えたソリューションが求められています。


 これらのニーズに対応すべく、東海理化およびアルプスアルパインは、それぞれが持つ技術・製品力を活かした次世代HMI関連製品を中心とする製品開発等を共同で取り組むこととしました。これにより開発効率を高めるとともに、お客様への提供価値をより高めることを目指します。また、本合意を通し両社が持つ人とクルマをつなぐ技術を組み合わせていくことで、新たなる価値の創出に取り組んでまいります。


 なお、自動車メーカーへの営業活動は本提携の対象外であり、従来通り各社にて行うこととしています。