ニュース

アジア最大の物流・ロジスティクスの総合展示会

アルプスアルパイン「国際物流総合展2022」に出展

こちらに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

2022年09月07日

 アルプスアルパイン株式会社(TOKYO 6770、代表取締役 社長執行役員:栗山 年弘、本社:東京)は、9月13日(火)~16日(金)に東京ビックサイトで開催されるアジア最大の物流・ロジスティクスの総合展示会である「国際物流総合展2022」に出展します。物流資材などの在庫情報/滞留状況/紛失状況の管理業務の効率化や調達コスト等の大幅削減に貢献するソリューションおよびGNSS*¹を使用した位置情報を提供する製品(GNSS Tracker)を紹介します。

【展示概要】

資材運送状況可視化サービス

 パレットなどの物流資材が返却されず停滞する工程の改善や物流資材のモノ余り・モノ不足の解決を目的としたソリューションです。このソリューションには、耐環境性と測位精度を両立した長寿命トラッキングデバイスをパレット、カゴ台車に取り付けるだけで位置や動きを可視化することが出来、入出庫後の物流でも資材の動きを正確に追跡可能となっています。これにより、物流業務管理の円滑化を行い、物流コストの削減に貢献します。

敷地内所在管理サービス

 物流資材の正確な位置を把握し、計画的な生産や在庫管理の効率化/見える化によるモノの紛失や偏在を減らすことを目的としたソリューションです。このソリューションには資材運送状況可視化サービスと同様のトラッキングデバイスによる可視化と高精度測位システムによるToA/AoA*²同時計測が可能な独自のアルゴリズムにより高精度測位の実現により、物流倉庫構内における資材探索の手間と時間の削減や構内作業を計画的に行い、生産計画や出荷の遅延などの防止に貢献します。

GNSS Tracker

 GPSやGalileo等のマルチGNSS*¹で測位した位置情報を無線通信しクラウドサーバーへ提供するGNSS Trackerを初出展致します。従来、通信ドライブレコーダーやスマートデバイス等は様々な種類の車両に手ごろで幅広く提供が行えないことが課題でした。
 本製品はレンタカーや商用車等の車両管理を目的とし、ドライブレコーダーの様なカメラやスマートデバイスの様なディスプレイ機能を省き、位置情報の把握へ特化した機能に絞ることで従来製品と比較し安価に提供できることを提案します。
 本製品の特徴は、①電源接続だけの簡単な後付け構造、②トンネルや地下などの衛星電波遮蔽環境下においても位置特定が可能な自律航法(Dead Reckoning)の搭載、③必要最低限のデータアップロードを行う独自のアルゴリズム採用により通信料の低減となります。
 今後、当社は様々な企業での採用に向けて拡販を行い、数千台/月規模の生産を計画しております。

<GNSS Tracker製品イメージ>

 *¹GNSS:Global Navigation Satellite System(全球測位衛星システム)
 *²ToA:Time of Arrival(伝搬時間)、AoA:Angle of Arriva(電波到来角度)