株主・投資家の皆様へ

CEOメッセージ

 2020年度上半期のエレクトロニクス業界は、自動車市場においてはCASEへの開発が引き続き活発な中、世界の新車販売台数は減少し、民生その他市場においてもスマートフォンの世界販売台数が減少する等、新型コロナウイルスの流行により総じて低調に推移しました。
 この中で、当社の電子部品事業における車載市場では次世代プラットフォームへのセンシング技術の開発を進め、民生その他市場では新型コロナウイルスの流行による巣ごもり需要でゲーム機向けやPC向けの操作デバイスが増加するとともに、衛生面に配慮したタッチレス操作パネルの提案等、様々な動きが活発に進んでいます。
 車載情報機器事業では、電子部品事業とのシナジー効果によるデジタルキャビン向け製品開発の加速等に注力しました。また、物流事業((株)アルプス物流)では、新たに大型の自動化設備を導入したほか、拠点・ネットワークの拡充を継続しています。
 さて、新型コロナウイルスの流行は収束の兆しが見えない中で、我々の生活様式はニューノーマルと呼ばれる新たな日常へと転換し、企業における働き方もテレワークの導入等が一気に加速しました。このような環境の中、当社においては経営統合シナジーの加速、One ALPS ALPINE の推進による経営構造改革に加えて、更にコスト構造改革を断行することで今年度220億円のコスト削減を計画し、中期経営計画の目標である「ITC101」達成に向けて、更なる努力を重ねていく所存です。


CASE:Connected、Autonomous、Shared & Services、 Electric
(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)
ITC101:Innovative T-shaped Company with 10% operating income margin and 1 trillion yen sales
(革新的T型企業、連結で営業利益率10%・売上高1兆円の中長期達成目標)