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2018年11月01日

IoT・AIを活用した最先端設備の導入で安定品質を追求

アルプス電気 古川第二工場新棟竣工

「アルプス電気 古川第二工場新棟竣工」写真

 

「アルプス電気 古川第二工場新棟竣工」 拡大写真

アルプス電気株式会社(TOKYO 6770、社長:栗山 年弘、本社:東京、以下 アルプス電気)は、11月1日、宮城県大崎市に古川第二工場の新棟を竣工しました。IoTやAIを活用した生産管理システムで品質の安定化を図りながらも、地球環境や社員の働きやすさにも配慮した、最先端の設備を取り入れ、さまざまなステークホルダーとの持続的な成長を目指します。


アルプス電気は、2016年に取得した宮城県大崎市の工場用地に、古川第二工場の新棟の建設を進めておりましたが、この度完成し、11月1日に竣工しました。当社の電子部品製造におけるマザー拠点として、「次の50年を見据えた持続的な先端工場」とすべく設計しました。

  1. IoTやAIを活用した生産管理システム

     IoT・AIを導入し、生産工程を「見える化」することで、安定品質を追求。IoTで収集した生産ラインの稼働率、不良率、人員出勤率などのデータを分析し、原価や品質の改善につなげるとともに、経営層やグローバル他現法とも情報を共有し、世界同一品質を目指します。
    また、一部生産エリアでは当社のIoTスマートモジュールや電流センサを使用した、工場内の温度分布計測や電力モニタリングを実施し、生産環境の安定化を図っています。
  2. 温室効果ガス排出量を50%低減

     太陽光発電(最大出力/約1,000kW)・地中熱利用空調および排熱や雨水再利用など、再生可能な自然エネルギーを活用したり、床から2mまでの作業領域のみを空調する「成層空調システム」を導入するなど、積極的に省エネルギー化を推進。既存の古川工場(宮城県大崎市)に対して50%の温室効果ガス排出量が期待できます。
  3. 快適で働きやすい作業環境

     大崎平野を広く見渡せる事務スペースや、庭に面した開放的な社員食堂、大崎市の豊かな自然をイメージしたデザインの休憩室など、社員が活き活きと働くことができる環境を提供しています。

今後もアルプス電気は、次世代自動車やIoTの普及による、世界的な電子部品の需要増に対し、高品質かつ地球に優しい生産活動に取り組みます。

【古川第二工場新棟概要】
工場住所 〒989-6225 宮城県大崎市古川塚目字北原136-1
敷地面積 48,000m2
建物面積 16,354m2
延床面積 39,111m2(地上4階建て)
製造品目 車載向けモジュール、カメラ用アクチュエータ、各種スイッチ等
従業員数 1,000人
建設開始 2017年9月
竣工 2018年11月
量産開始 2018年11月(予定)