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2016年03月24日
ASICの最適化により低消費電流と高い検知精度を両立
デジタル気圧センサ「HSPPAD042A」を開発、量産を開始
当社は、スマートフォンやタブレット、ウエアラブル端末に最適な、デジタル気圧センサ「HSPPADシリーズ」に、低消費電力タイプ「HSPPAD042A」をラインアップ。本年1月より量産を開始しております。
昨今のスマートフォンやタブレット、ウエアラブル機器は、多機能・高機能化が進み、ナビゲーションや健康管理、各種スポーツデータの記録など、さまざまなソフトウエアやアプリケーションが登場することで、それら機器の利用範囲はますます拡大しつつあります。
このソフトやアプリケーションの多様化・高度化に伴い、機器に搭載されるデバイスも高性能であることが求められるようになる一方で、電力消費量が増加するため、CPUや各種デバイスの低消費電流化が大きな課題となっています。なかでもセンサ類は搭載される部品点数が増えることで、低消費電流化に加え、小型化も求められるようになっています。
これらニーズに対応するため、当社は低消費電流かつ高精度な気圧センサ「HSPPAD042A」を開発、シリーズへ追加しました。本製品は、ASICを大幅に見直し最適化したことで、業界最高レベル(注1)の低消費電流(1.8μA:Low Power Mode 時)と、高い検知精度(絶対圧力精度 ±0.7hPa、相対圧力精度 ±0.05hPa)を達成しています。
また、ハードディスクドライブ用ヘッドの開発で培ったプロセス技術及びシミュレーション技術により、センサの内部構造を見直し、外形サイズは当社従来品実装面積比で、約20%の省スペース化(W2.0×D2.5×H0.9㎜)を実現。加えて、温度補正回路や16FIFO(注2)を搭載しているため、セットの設計負荷の低減にも貢献します。
※2:センサが測定した気圧データをデバイス内部で保存した順に読み出す機能(First In First Out の略)
【検知精度】

当社従来品(HSPPAD038A) 新製品(HSPPAD042A)

【主な特長】
●業界最高レベルの低消費電流と高い検知精度を両立した、デジタル気圧センサ
- 1.8μA(Low Power時)の低消費電流タイプ
- 絶対精度±0.7hPa、相対精度±0.05hPaの高検知精度
- 業界最小クラスの2.0mm×2.5mm×0.9mm
- 温度補正回路搭載によりセット側での補正が不要
- 16FIFO搭載
【主な用途】
スマートフォン、タブレット、ウエアラブル端末などのモバイル機器
ドローンなどの飛行高さ制御
インドアナビゲーション
【販売計画】
量産開始 | 2016年1月 |
サンプル価格 | 1,300円(税込) |
月産 | 300万個(2016年4月) |
開発 | 技術本部 長岡工場(新潟県長岡市) |
生産 | 寧波アルプス(中国浙江省寧波市) |
【主な仕様】
製品名 | HSPPAD042A |
外形サイズ(W×D×H) | 2.0mm×2.5mm×0.9mm |
出力 | デジタル出力(I2C、SPI) |
動作温度範囲 | -40 ~ +85℃ |
絶対圧力精度 | ±0.7hPa |
相対圧力精度 | ±0.05hPa |
圧力範囲 | 300~1100hPa |
ノイズ | 0.013hPa(High Resolution時) |
電源電圧 | 1.7~3.6 V |
消費電流 | 1.8μA(1Hz サンプリング、Low Power時) |